オーダー家具製作例、ブライダルヘアサロン用にアメリカンカントリースタイルの
鏡台を作った事例です。
『100年前に作られたラルフローレンの棚を一目惚れして買い、
部屋に入らないためにカットした部分を鏡台の一部に入れて、
棚とおそろいのような雰囲気作って欲しい。』というご注文。
都内の家具屋さんを探しまわったそうですが、材料持ち込みの
オーダーにはどこにも応じてもらえなかったそうで、
ブライダルへア&メークサロン『アクロシェ・クール』さんより
依頼され製作いたしました。
入れてほしいという木は節のあるポンデロッサパイン、
鏡の額のほか、机の引き出しにも生かしました。
節は通常避けて作るのですが、入れてほしいという木にあわせて
あえてワイルドに節を大胆に生かして製作、
同じ種類の木を探して作りましたが、めったにないもので、あって幸いでした。
依頼主が『ムーミン』好きということで、椅子はムーミンパパのイメージ、
デザインだけでなく、掛け心地、椅子の張り地にもこだわって作りました。
最初にご要望をうかがい、スケッチでは表現しにくい時などは1/10のサイズの
模型を作って、確認をさせていただくことがあります。これがその模型です。
鏡の枠の製作。
入れてほしいという木は節のあるポンデロッサパイン、濃い色の部分がそれです。
鏡台の机の部分、引き出し部分を製作中のところ。
納品すると、堂々としたラルフローレンの棚におとらぬ存在感!
お客様からも
『存在感がありますね。手作りだからですかね。』
『微妙なやわらかいカーブが嬉しい。』
『毎日かわいい!かわいい!と絶賛してます。』
『みんなで磨いてお手入れします。』
といただきました。