リ・デザインについて(店主のデザイン論)
日本では、デザインするということはまったく新しいものを無から作るという意識でいるけど、
ほとんどのものがデザインされつくされていて、新しいものは程度の低いもの(=とっぴょうしもないもの)を除いて、おいそれとでてくるものではない。
ヨーロッパでは、先人の残したデザインを自分なりに解釈してリ・デザインしている。
そうやって似ているけれど新しいその人なりの形にしていく。
そのやり方がデザインの主流になっている。
そうやって上質のものが継承されていくのではないだろうか。(2007.04.22)